アニメスタンプメーカーとは?
連番の透過PNGを並べて、LINEアニメーションスタンプ用のAPNGをブラウザだけで書き出す無料ツールです。コマの位置合わせ、表示時間の調整、300KBに収めるための減色まで、この一画面で完結します。
どうして作ったのか
ChatGPTなどのAIで透過イラストが作れるようになって、通常のLINEスタンプはずいぶん作りやすくなりました。ただ、アニメーションスタンプとなると話は別で、AIに「動くスタンプを作って」と頼んでも出てくるのは動画やGIF。LINEが受け付けるのはAPNGという少し特殊な形式で、しかもコマ数や再生時間、ファイルサイズに細かい規定があります。
AI動画生成を使えば動く絵は作れますが、数秒の動画のたびにクレジットを消費するので、8個や16個のスタンプをそろえるには向きません。現実的なのは「AIで連番のコマを何枚か作って、パラパラ漫画のようにつなげる」やり方です。ところがそのつなげる工程で、ちょうどいい道具がありませんでした。GIFを作るツールはあってもAPNGで出せなかったり、出せてもコマの位置ずれを直せなかったり、300KBを超えて申請で弾かれたり。
なので、連番画像をAPNGにする工程だけに絞った道具を作りました。同じ運営のスタンプサイズメーカーが静止画スタンプ用なら、こちらは動くスタンプ用、という位置づけです。
できること
- 連番の画像をまとめて読み込み、ファイル名の番号順に並べる
- 前のコマを透かして重ねながら、ドラッグや矢印キーでコマの位置を微調整する
- 再生時間(1〜4秒)を選ぶと各コマに表示時間を自動配分。コマごとに個別に変えることもできる
- コマの複製・並べ替え・削除
- ループ回数(1〜4回)を指定して、そのままAPNGに書き込む
- 300KBを超える場合は、色数を段階的に減らして自動で収める
- 書き出し後に、LINEの規定に合っているかチェックリストで確認できる
- 透過PNGは透過のまま書き出す
LINEアニメーションスタンプの規定
| 項目 | 規定 |
|---|---|
| ファイル形式 | APNG(拡張子は .png) |
| 画像サイズ | 320 × 270 px(最大) |
| コマ数 | 5 〜 20 コマ |
| 再生時間 | 1・2・3・4 秒のいずれか |
| ループ回数 | 1 〜 4 回(合計4秒以内) |
| ファイルサイズ | 300 KB 以下 |
| 作成数 | 8・16・24 個 |
このツールは常に320×270pxのキャンバスに透過の余白つきで書き出します。メイン画像(240×240px・APNG)とタブ画像(96×74px・静止画)は別途必要です。タブ画像はスタンプサイズメーカーで作れます。
使い方
- 動きの順に「01.png、02.png…」と番号を付けた透過PNGを用意します
- 「画像を選ぶ」で、まとめて読み込みます(5〜20枚)
- コマの位置がずれていたら、前のコマを透かして重ねながらドラッグで合わせます。合った位置は「この位置を全コマに」で一括反映できます
- 再生時間とループ回数を選びます。「再生してみる」で動きを確認
- 「APNGを書き出す」で保存。300KBを超えていれば自動で減色されます
ファイル名は01、02…と自動で連番になるので、続けて書き出していけばそのまま申請用のセットになります。
コマ数と滑らかさの考え方
コマ数が多いほど滑らかに動きますが、そのぶんファイルサイズは重くなります。20コマを1秒で回せば20fpsでかなり滑らかですが、300KBに収めるのは難しくなります。逆に20コマを4秒に伸ばすと5fpsで、パラパラ感が目立ちます。
目安としては、8〜12コマ × 1〜2秒あたりがバランスの取れるところです。全部を別の絵にする必要はなくて、同じ絵のコマを「複製」で並べると、APNGは同一コマを圧縮できるので容量が軽くなります。「タメて、パッと動く」ような緩急も、動かないコマの表示時間を長くするだけで作れます。
AIで連番画像を作るときのコツ
ChatGPTなどで連番のコマを作るとき、一番の悩みはコマごとにキャラの位置や大きさがブレることです。完全には防げませんが、次のようにすると揃いやすくなります。
- 最初の1枚を作ったら、その画像を添付して「同じキャラ、同じ画角、同じ大きさで、手だけ上げた状態に」のように差分を指示する
- キャラは正方形のキャンバスの中央に置く。余白があるとこのツール側の位置調整で吸収しやすい
- 動きは3〜5パターンの絵で足りることが多い。手を振る、まばたきする、跳ねる、といった往復の動きは「A→B→A」の並びで自然に見える
- 細かいグラデーションや背景は減色で粗くなりやすい。フラットな塗りのほうがAPNG向き
それでも位置がずれた分は、このツールで前のコマを透かして合わせてください。透かしがあると、1pxのずれもすぐ分かります。
画像はどこにも送られません
読み込み、位置合わせ、APNGへの変換、減色まで、すべてお使いのブラウザの中で処理しています。画像がサーバーに送信されることはなく、運営者が見ることもできません。ページを閉じれば、読み込んだ画像はそのまま消えます。
よくある質問
- 透過はちゃんと残りますか?
- 残ります。書き出しは常に透過のAPNGで、背景に色を足すことはありません。「白背景で確認」は画面表示だけの切り替えです。減色しても透明部分は透明のままです。
- 減色すると画質はどれくらい落ちますか?
- 256色や128色ならスタンプの大きさではほぼ分かりません。64色以下まで落ちると、グラデーションや輪郭のなめらかさが少し粗くなることがあります。書き出し結果に何色まで減色したかが表示されるので、気になる場合はコマを減らすか、色数の多い部分を減らしてみてください。
- 300KBを超えて減色しても収まりません
- コマ数を減らす、同じ絵のコマを複製で並べて差分を減らす、背景や細かい模様を省く、のどれかで軽くなることが多いです。大きな絵をゆっくり動かすより、小さな絵を少ないコマで動かすほうが軽く済みます。
- GIFやMP4は読み込めますか?
- 読み込めません。このツールは1コマずつの静止画(PNG)を並べる形です。GIFや動画を持っている場合は、いったんコマごとの画像に書き出してから使ってください。
- 再生時間が「1・2・3・4秒ちょうど」でないと警告が出ます
- LINEの規定で、再生時間は整数秒である必要があります。コマごとの表示時間を手で変えると合計がずれることがあるので、合計が整数秒になるようどこかのコマで調整してください。再生時間ボタンを押し直すと均等配分に戻ります。
- このツールで作れば審査に通りますか?
- サイズ、コマ数、再生時間、ファイルサイズは規定に沿った形になりますが、審査はイラストの内容や他のガイドラインにも左右されるので、通ることを保証するものではありません。申請前にはLINE Creators Marketのガイドラインを確認してください。
- スマホでも使えますか?
- 使えます。指でのドラッグでコマの位置を動かせます。細かい調整はパソコンの矢印キーのほうがやりやすいです。
- 料金はかかりますか?
- 無料です。運営のために広告を表示しています。
ご注意
アニメスタンプメーカーは個人が運営する非公式のツールで、LINEヤフー株式会社とは一切関係ありません。「LINE」はLINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。仕様やガイドラインは変更されることがあるので、最新の情報はLINE Creators Marketでご確認ください。
ご意見・不具合のご連絡は、運営ブログのお問い合わせページからお願いします。